逆向きの任意の位置から指定した文字数の文字を抽出する関数 。
通常のMID関数は左端から文字数を指定しますが、この関数では右端から行います。数字を右から1文字ずつ取り出したい場合や、右から一文字ずつセルを分けて文字を表示したい場合などに役立ちます。
VBEの標準モジュールに下のコードを登録して「Excelマクロ有効フォーム」で保存してください。
関数の登録方法は⇒♯000 ユーザー定義関数を登録する方法
登録されたら、シート上からユーザー関数「 MidR」が使用できます。
使い方は
ワークシート上で = MidR( 文字列,右端からの文字数,文字数 )の関数として使用することで、右端から任意の開始位置で任意の文字数を抽出できます。
【例】
逆向きの任意の位置から指定した文字数の文字を抽出する関数
MidR(文字列,文字列の後ろからの文字数,抽出する文字数)
MidR(“今日の天気は晴”,3,2)→ 天気
Function MidR(S, N1 As Long, Optional N2 As Variant)
’ 逆向きの任意の位置から指定した文字数の文字を抽出する関数
’ MidR(文字列,文字列の後ろからの文字数,抽出する文字数)
’ MidR(“今日の天気は晴”,3,2)→ 天気
On Error GoTo EXITFUN
Dim i As Long
Dim A As String
S = Replace(S, vbLf, “”)
For i = 1 To Len(S)
A = A & Right(S, 1)
S = Left(S, Len(S)- 1)
Next
S = Mid(A, N1, N2)
A = “”
For i = 1 To Len(S)
A = A & Right(S, 1)
S = Left(S, Len(S)- 1)
Next
MidR = A
EXITFUN:
End Function
ここで紹介したコード使用による損害に対しては一切責任は負えません。