F046 指定した文字列より後の指定した文字数の文字を抽出する関数

2019-05-29
EXCEL自作関数

  特定の文字列からより後の指定した文字数の文字を抽出できます、通常のMID関数では取り出し開始の場所を数値で指定しなければいけませんでしたが、この関数では特定の文字から文字数を指定して抽出できます 。
VBEの標準モジュールに下のコードを登録して「Excelマクロ有効フォーム」で保存してください。
関数の登録方法は⇒♯000 ユーザー定義関数を登録する方法

登録されたら、シート上からユーザー関数「 MidFrom 」が使用できます。
使い方は 
ワークシート上で = MidFrom ( 文字列,特定の文字数,抽出する文字数 )の関数として使用することで、 特定の文字列からより後の指定した文字数の文字を抽出できます。

【例】
特定の文字列からより後の指定した文字数の文字を抽出する関数
MidFrom(文字列,特定の文字数,抽出する文字数)
MidFrom(“東京都杉並区”,”都”,2)→ 杉並

Function MidFrom(S1 As String, S2 As String, Optional N1 As Long)
’ 特定の文字列からより後の指定した文字数の文字を抽出する関数
’ MidFrom(文字列,特定の文字数,抽出する文字数)
’ MidFrom(“東京都杉並区”,”都”,2)→ 杉並
On Error GoTo EXITFUN
Dim N2 As Long
Dim A As String
N2 = InStr(S1, S2)
If N2 = 0 Then
 MidFrom = “”
 GoTo EXITFUN
Else
 MidFrom = Mid(S1, N2 + Len(S2), N1)
End If
EXITFUN:
End Function

ここで紹介したコード使用による損害に対しては一切責任は負えません。