数式があるセルから指定したセル又はセル範囲の位置を相対参照で調べる関数です。
VBAで相対参照のセル位置を記述する場合などに、あらかじめこの関数でセル位置を把握しておくと便利です。
VBEの標準モジュールに下のコードを登録して「Excelマクロ有効フォーム」で保存してください。
関数の登録方法は⇒♯000 ユーザー定義関数を登録する方法
登録されたら、シート上からユーザー関数「 RelativePath 」が使用できます。
使い方は
ワークシート上で = RelativePath (選択範囲) の関数として使用することで、数式があるセルから、選択した範囲の相対参照を知ることができます。
【例】
セル位置 B1
RelativePath(H2:K9) ⇒ R[1]C[6]:R[8]C[9]
Function RelativePath(A As Range)
’ 数式があるセルから選択したセルの相対参照を表示する関数
’ RelativePath(選択範囲)
On Error GoTo EXITFUN
RelativePath = A.Address(ColumnAbsolute:=False, RowAbsolute:=False, _
ReferenceStyle:=xlR1C1, Relativeto:=Cells(ActiveCell.Row, ActiveCell.Column))
EXITFUN:
End Function
ここで紹介したコード使用による損害に対しては一切責任は負えません。